肉食タブーの世界史、ほか入荷しました

宗教の社会学

法政大学出版局の叢書・ウニベルシタスが店内棚5段ほど並んでいます。

日本の古本屋でのネット販売していないものも多いので、お探しの方はぜひご来店ください。

その中から2冊ご紹介いたします。

 

『肉食タブーの世界史』フレデリック・J・シムーンズ/著 山内昶/監訳 2001年

 ヒンドゥー社会の牛、イスラム社会の豚をはじめとして、馬、犬、鶏、魚などが特定の民族や宗教によって食のタブーとされてきたのはなぜかなのか。古今東西の文献と世界各地の調査をもとにして、人類史の謎に挑み、詳細な「世界肉食文化地図」を描き出す。

 

『宗教の社会学 東洋と西洋を比較して』ブライアン・ウィルソン/著 中野毅ほか/訳 2002年

 宗教セクト論や世俗化論の提唱者として知られる著者。ウェーバー的立場から、自身の理論を再整理して、西洋的な概念による視座を東洋の宗教文化に適用する。現代における宗教と社会との諸問題や、その緊張関係を構造的に読み解いていき、宗教研究の再検討 する。


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