ルターのテーブルトーク、ほか新入荷
『ルターのテーブルトーク』 藤代幸一/編訳 2004年 三交社
「ドイツ的天性の化身」と称されるルター。食卓に連なった友人や弟子、居候を前に語った森羅万象に関する膨大な語録の中から、主に世俗の話題を中心とする興味津々の発言を抽出。新形式の卓上語録集!
『リベラリズムとは何か ロールズと正義の論理』盛山和夫/著 2006年 勁草書房
リベラリズムには、本当はどのような問題が潜んでいるか。何が達成され、何に失敗しているか。現代リベラリズムの批判的な解読を通して社会の規範的原理を問う。強靱でしなやかな思索。
『人間の条件パラダイム 行為理論と人間の条件第四部』タルコット・パーソンズ/著 富永健一ほか/訳 2002年 勁草書房
生誕から百年。今こそ必要な冷静で着実な継承=「パーソンズ・ルネッサンス」のための必読文献。その死の前年に刊行されたパーソンズ最後の著作の邦訳である。生と死の意味の問題に正面からむきあうものこそ、パーソンズ理論であったことを「発見」するだろう。