「私は花火師です」他…ちくま学芸文庫
ちくま学芸文庫が新入荷いたしました。
50冊程を棚に追加しております。
品切れ本をお探しの方、新品より少しでも安くご購入されたい方は、どうぞ当店までお越しください。
比較的きれいな文庫本を中心に取り揃えております。
また、人気のあるタイトルはすぐに売れてしまうことが多いので、お電話やメールでのお問い合わせも歓迎いたします。
本日入荷の中から1冊ご紹介いたします。
『わたしは花火師です フーコーは語る』ミシェル・フーコー/著 中山元/訳 2008年
フーコーの初訳対話・講演集。自らの軌跡についてはあまり語らなかったフーコー。その学生時代、若手教授時代の雰囲気、率直にその仕事を語る2編の対話。カントの「啓蒙」と「批判」というテーマを正面から展開し、18世紀における知と権力の関係の画期的な転回を明らかにする講演。中世以来の施療院的医療体制が17‐19世紀初頭にかけて近代的な病院=医学的知の体制に転換する過程を丁寧に解明した講義2編を収録。70年代後半のフーコー自身による、格好の著作案内書。