金子國義の世界、ほか入荷しました
『金子國義の世界』金子國義/著 平地勲/写真 2008年 コロナ・ブックス 平凡社
「私が絵を描き始めたのは部屋を飾りたかったからだ。家具ではなく、絵で部屋を飾りたい」
その「飾る」原点は幼少期にあり、生家では織物業を営んでおり、叔父はオリンピックマークを手掛けたこともあった。父方の曽祖父は金箔や金泥の技術を修業した経師職人であった。金子の部屋を彩るのは、金子自身の集中力と持って生まれたセンスが生みだした取り合わせの妙そのものである。作品の写真やアトリエの写真を多く掲載。
『バルテュス』阿部良雄・與謝野文子/編 2005年 白水社
二十世紀最大の幻想画家バルテュスの世界への案内書。不思議な存在感をもった少女たちのエロティシズムについての省察や、西欧絵画の伝統との関連についてのエッセイなど。いずれもが、バルテュスの絵の与える独特無比で新鮮な感動へと読者を誘う。
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