魔女と魔術の事典、ほか入荷
『魔女と魔術の事典』ローズマリ・エレン・グィリー/著 荒木正純・松田英/監訳 2002年 原書房
魔女の魔術、呪術、妖術から悪魔信仰、異教の神々や崇拝など、魔女迫害の歴史に関する400事項を解説した事典である。排列は見出し項目の五十音順となっている。図版多数掲載。巻末に2500項目の関連用語・人名・事件等を検索できる和欧対照索引付き。想像を絶する暗黒の世界を網羅した初の事典である。
『魔女の法廷 ルネサンス・デモノロジーへの誘い』平野隆文/著 2004年 岩波書店
魔女を火刑台に送った法と物語とは何だったのか。 悪魔学・魔女学の中世末期からルネサンス期にかけての、三つのベストセラーを読む。「魔女への鉄槌」、「魔女の悪魔狂」、「悪魔による幻惑」。その論理とレトリックを丹念にたどり、背後に潜む中世神学的な、あるいは近代法学的・医学的な発想の枠組みを明るみにだす。
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