江戸温泉紀行、ほか東洋文庫入荷
東洋文庫が多数入荷中です。
その中なら2冊ご紹介いたします。
『江戸温泉紀行』東洋文庫472 板坂耀子/編 1987年 平凡社
熱海・箱根・有馬・草津など、今も栄える温泉町に、江戸後期、どういう人が、どのようにして出かけたのだろうか。湯治の毎日はどう過ごしたのか。往復の道中や、現地での客同士の交流、温泉のようすなどを生き生き描いた。今はなき湯倉温泉の貴重な記録も掲載。
『江戸近郊道しるべ』東洋文庫448 村尾嘉陵/著 朝倉治彦/編注 1985年 平凡社
文化・文政・天保のころ。清水家の臣村尾嘉陵が、勤めのひまに、江戸近郊の寺社をたずねた日帰りハイクの紀行文集。今は高層ビルと排気ガスであふれる東京も、当時は田畑の間に森が点在し、草花咲き乱れる丘陵地帯であった。また、人情も細やかに篤かった。
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