日本仏教思想史論考、ほか入荷しました
『日本仏教思想史論考』末木文美士/著 1993年 大蔵出版
日本における仏教研究法をはじめ、日本の仏教思想史を狭い専門分野としての捉え方から解き放ち、広く日本の文化や思想に関心のある人々と共同して考察していく姿勢を貫いた斬新な日本仏教論。 その方法論と日本仏教全体に関連する論文をはじめとして、古代から近世に至るまでの名時代の仏教思想史の問題点などを考察する。
『大乗仏教の根本思想』小川一乗/著 1995年 法藏館
仏教が受容と変貌をとげてきた中での、現在における状況を明らかにした上で、釈尊の仏教、仏弟子の仏教、大乗の仏教などそれぞれの教理を通して共通する仏教において原点となる部分を、学術的研究や教理的に説明するスタンスからではなく、仏教を自らの問題として捉える主体的な立場から、原典を思想的に追求し説明する。
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