江戸・東京
江戸・東京の本が入荷しました。
本日入荷した本をご紹介いたします。
『江戸東京湾事典』江戸東京湾研究会/編 1991年 新人物往来社
家康が江戸に入ってから約400年が経とうとしている。数百軒足らずだった寒村の江戸は、みるみる人が増え、町を造るのに東京湾の海へと埋め立てていった。東京湾は河川からもたらされる豊富な水は海苔の繁殖を助け、プランクトンの発生は貝の増殖を、湾岸の干潟は稚魚を育て、江戸前の魚を産出し、江戸の食文化の成立に少なからず寄与してきた。しかし高度成長期を迎えた東京湾は「虫食い型開発」が心配され、”東京湾のあるべき姿はなにか”を考えるための素材を提供しようと本書を編集した。
『江戸東京地名事典』本間信治/著 1994年 新人物往来社
江戸切絵図から消えた江戸の地名を歩く。大名領の尾張町、加賀町、出雲町、そして下町の紺屋町、鉄砲町、呉服町、五郎兵衛町、寺も分散させられて、神田寺町、高輪寺町、四谷寺町。その由来と地誌を詳細に描く労作である。