わび・さび・幽玄、ほか入荷しました
『わび・さび・幽玄 「日本的なるもの」への道程』鈴木貞美他/編 2006年 水声社
日本の文化を語る上で「わび」「さび」「幽玄」という言葉が用いられるようになって久しい。本書では和歌や能、茶、日本庭園、俳諧など、異なるジャンルの領域について、それぞれの評価の歴史をたどることによって、「わび」「さび」「幽玄」が、日本の美学の核心として語られるようになった経緯を解き明かす。
『日本文化の模倣と創造 オリジナリティとは何か 角川選書341』山田奨治/著 平成14年 角川書店
芸術や芸能の世界を顧みると、そこには模倣によってこそ創造が生み出され、そして文化伝播の原動力として機能していたことが見えてくる。近代的価値観である「オリジナルには価値がある」という言説を問いなおし、模倣を楽しむ「再創」文化の意義を探る。
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