お売り頂きました古本の中から小林秀雄を〈読む〉のご紹介
お売り頂きました古本の中から小林秀雄を〈読む〉のご紹介
小林秀雄は1902年4月11日、東京で生まれる。ランボー、ボードレール、ヴァレリイに親しみ、
1929年「様々なる意匠」で雑誌「改造」の懸賞評論二席に入選した。
以後、文藝春秋を中心に文芸評論の筆をふるった。ドストエフスキー論、「無常といふ事」の古典論、
次々と新しい批評の領野を拓き、美術、音楽にわたる論考も多い。
本書は小林秀雄の業績のうち最も新しい『本居宣長』を中心に据えて、
これまでの小林秀雄論にない視角で小林氏の批評を解読する。
著者:大江健三郎・山口昌男・前田愛・保田與重郎・吉本隆明・寺田透・作田啓一
柳父章・坂部恵・磯谷孝・柄谷行人・樺山紘一・高橋悠治・東野芳明・田中英道
叢書・知の分水嶺1980’S 小林秀雄を〈読む〉
1989年刊 現代企画室