菅江眞澄全集が入荷しました
菅江眞澄全集 1~12巻+別巻1巻の13冊で(既刊分)
内田武志ほか編 未来社
江戸後期の国学者・旅行家である。本名白井秀雄。
賀茂真淵の門人植田義方に国学を学び,名古屋藩の薬園で薬草栽培にたずさわり本草学を修めた。
また、尾張の儒者丹羽謝庵から漢学を学んだ。
1781年三河の郷家を出て信濃,越後,秋田,津軽,南部,蝦夷地を遊歴。
数多くの紀行は和歌をまじえた和文に自筆の挿絵を添えたもので,「真澄遊覧記」などにまとめられている。
紀行文には各地の民俗資料についても細かな記述がなされており、
当時の各地の年中行事、伝承習俗や庶民生活の実際を詳しく知ることができる。
貴重な民俗資料として早くから柳田国男が注目していた。