戦国大名論集 全18冊揃が入荷しました
戦国大名論集
1983年 吉川弘文館
本書は、近年目覚ましい深まりを示している戦国期に関する研究を、現状をひとたび総括して今後の方針を探る重要性を考え刊行されました。
主に、戦国期の権力社会・文化に関わる多様な研究成果について、主として日本中世史の研究者の手によって、室町期から統一政権期までを視野に入れて、基本的な研究のできるだけ体系的な修正を図り、研究状況の詳細をとらえる文献目録を作成し、研究動向について収載論文を軸として解説と展望を試みることを眼目し、編纂されています。
本書の編成は4部18巻構成であり、『戦国大名の研究 全1巻』『東北大名の研究など 全6巻』『後北条氏の研究など 全9巻』『織田政権の研究など 全2巻』が集成され、様々な角度から戦国期を大観し、その性質を的確に把握するとともに、今後の戦国史の研究の拠り所として十分に役立つことでしょう。