後漢書をお売り頂きました
後漢書 別巻共全11冊揃
2001年 岩波書店 吉川忠夫訓注
『後漢書』は『史記』『漢書』『三国志』と併せて”前四史”とよばれ,正史の中でも特に重要な位置を占めています。
本書は范曄撰、李賢注『後漢書』に訓読と注釈を施したものです。
第一冊 本紀一(巻一~巻五)
王莽によって簒奪された漢王朝を再興して後漢第一代の天子となった光武帝劉秀から第六代の安帝までの事績。
第二冊 本紀二(巻六~巻十)
第七代の順帝から第十二代の献帝までの事績.次第に矛盾が噴出して滅亡に向かう時期
第三冊 列伝一(巻一~巻十二)
光武帝に対抗した群雄たち,それとは反対に光武帝の王朝再興の事業に協力したいわゆる雲台二十八将の功臣たち。
第四冊 列伝二(巻十三~巻二十)
外戚の竇氏,馬氏の人たちの伝記に始まり,漢代の学術の一大潮流であった陰陽五行に通じた郎と襄楷の伝記までを収める。
第五冊 列伝三(巻二十一~巻三十一)
外戚の樊氏,陰氏,梁氏の人たちのほか,漢代第一の学者である鄭玄,また『漢書』の著者の班固たちの伝記を収める。
第六冊 列伝四(巻三十二~巻四十三)
中国における最初の仏教信者として知られる楚王・英や「虎穴に入らずんば虎子を得ず」の故事で知られる西域都護の班超など。班超は班固の弟。
第七冊 列伝五(巻四十四~巻五十三)
正義派の官僚の楊震の伝記に始まり,張衡,馬融,蔡とつづく巻々は後漢時代の科学技術,学問,芸術の水準を今に伝える。
第八冊 列伝六(巻五十四~巻六十五)
二世紀後半の歴史に大きな影響を及ぼした党錮事件と黄巾の反乱に関する記事を中心とする巻々。また董卓伝や袁紹伝などは,『三国志』と互いに交錯する。
第九冊 列伝七(巻六十六~巻七十四)
循吏,酷吏,宦者,儒林,文苑,独行,方術,逸民,列女の各伝。これらの雑伝に,とりわけ時代の風尚が映し出される。
第十冊 列伝八(巻七十五~巻八十)
東夷,南蛮西南夷,西羌,西域,南匈奴,烏桓鮮卑の外国伝。東夷伝の中には倭国伝が含まれる。
別冊 人名索引・地名索引
本邦初の『後漢書』注釈書全十冊の訓読文に基づく索引。後漢時代のみならず,本紀と列伝にみえるすべての人名と地名を網羅。
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