戦國遺文 武田氏編が入荷致しました。
戦國遺文 武田氏編 全6巻うち6巻欠の5冊が入荷致しました。
2002年刊行 柴辻俊六他編 東京堂出版
『戦国遺文』は「後北条氏編」の編纂を始めとして、次いでそれに感化されることで成立したのが「武田氏編」です。後北条氏と武田氏の文書関連において決定的に不利な点は、両氏が戦乱の過程で滅んでしまっているところにあります。「武田家」として文書が家に集積して保存されていないということです。そのため、大変な作業が1973年以前から試作され、最終的には約4000点の文書・銘文を収録する史料集として完成をみました。
武田氏は最も勢力を伸ばした段階で、甲斐,駿河の2国および信濃,遠江,三河,上野,美濃,飛騨,越中の各国の一部、今でいう長野県・群馬県・山梨県のあたりを支配圏においた戦国時代でも有力な大名のひとつです。その武田氏の史料がまとめられるということは歴史研究を進展させるということです。つまりこの史料集により、当時の勢力関係や合戦の経過だけではなく、流通や貨幣などの経済的な関係も詳細につかむことができるようになり、戦国時代への歴史認識がさらに深まったのです。
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