眉山全集 本巻7冊+附巻3冊+別冊解説1冊の全11冊揃 複製版 を入荷致しました
1977年 臨川書店
川上眉山は明治2年(1986年)大阪に生まれ、明治41年(1908年)に剃刀で喉を切って自害した明治の小説家です。
大学予備門で尾崎紅葉や山田美妙と知り合い、文学の通俗性を目指した硯友社の創設に参加します。そして『我楽多文庫』へ処女作「魂胆秘事枕」を1888年に発表します。その後、戯文などで評判を呼びつつも、硯友社から距離を取り、北村透谷や島崎藤村など明治ロマン主義を中心とした『文学界』と交流を持つようになりました。そこで「書記官」など社会性の強い観念小説で人気を得ます。1896年に放浪の旅へ出て「ふところ日記」を書き、「観音岩」や「ゆふだすき」と代表作を生みます。しかし文学的な苦悩が強まり、40歳でこの世を去りました。
全集第1巻の前書きに巖谷小波らが筆を執っていますが、「遺友」となっているところに硯友社由来の関係を感じます。
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