桂太郎関係文書 桂太郎発書翰集 2冊を入荷致しました
2010年刊 千葉功編 東京大学出版会
桂太郎(1848-1913)は長州藩士で戊辰戦争に参加し、明治維新後に軍人及び政治家となった人物です。山縣有朋に軍制を陸軍次官や台湾総督を歴任後、伊藤内閣や大隈内閣、山縣内閣で陸軍大臣を務めました。1901(明治34)年には内閣総理大臣に就任し、日露戦争を指揮します。西園寺公望と交代で首相を務めた桂園時代を通し、1913(大正2)年に第三次桂内閣が総辞職するまで2886日の在職日数を記録しました。また拓殖大学の前進である台湾協会学校の創立や第二次桂内閣のときに韓国併合を行うなど日本の近代政治に大きな影響を与えました。
『桂太郎関係文書』は「桂太郎旧蔵諸家書翰」と「桂太郎関係文書」の桂宛の書翰を翻刻したものです。一方の『桂太郎発書翰集』は多様な文書の中から桂発の書翰を翻刻したものになります。
岩倉具視や西周、徳富蘇峰など100人以上の人物との当時の様々な関係が詳らかにされており、明治陸軍の三鳥羽に挙げられる軍人であり、またニコポン宰相と通称された桂太郎の像が立体的になること間違いありません。
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