魯迅事典、他新入荷
『魯迅事典』
藤井省三/著 2002年 三省堂
第一部「魯迅とその時代」は、伝統文化に富む紹興に生まれ、北京で作家の道を歩みだし、
上海で世界的作家へと成熟していく魯迅の生涯をこれらの諸都市の歴史ととに描き出している。
第二部「魯迅の作品」では全小説、各エッセイ集などに対し、最新の資料を用いて解説を加えている。
第三部「魯迅をめぐる人々」、第四部「魯迅を読むキイワード」、第五部「魯迅の読まれ方」、
魯迅文学を二〇世紀東アジア文化交流史の視点から描いた事典は、日本初の試みである。
魯迅は五五歳でその生涯を閉じたものの、その後の中国に測り知れない大きな影響を与えてきた。
東アジア共通の文化遺産である魯迅を改めて読んでみてはいかがでしょうか。
『中国の紙と印刷の文化史』
銭存訓/著 2007年 法政大学出版局
紙と印刷の中国および世界文化史の中の地位、作用と影響を重視し、
範囲は歴史上のそれぞれの時代、古くは紙と印刷が最初に出現した時代から近くは
19世紀末の手工業時代の終わりまでを含む総合的な著述である。
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