民衆宗教史叢書 全32冊うち8冊欠の24冊 を入荷致しました
1988年 雄山閣
日本の民間信仰は自然崇拝や祖先信仰などの日常的な自然現象を対象としてはじまり、東洋的な基礎をもって原始時代から農耕社会を経ていきました。またそののちに神道、氏神信仰、産土、仏教の流入など村落で個々に展開されてゆきました。どれも庶民信仰のために教理体系を形成したり、教団を組織したりすることなく、生活と習俗によりそった信仰が中心で、田畑や水、住居、現世利益のような崇拝でかたちづくられています。
本叢書は民俗学や歴史学の基礎となる民衆信仰の体系です。伊勢信仰にはじまり、鬼子母神、地蔵、出雲、金毘羅など収められた諸論文が丁寧に解き明かしております。関係者必携の叢書といえるでしょう。
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