新校本 宮澤賢治全集 本巻揃 を入荷致しました
1996年 筑摩書房
正字、宮澤賢治
1896(明治29年)8月27日(戸籍上は1日)稗貫郡花巻川口町に生まれる。
仏教(法華経)信仰と農民生活に根ざした創作を行い、作品中に登場する架空の理想郷を郷里の岩手県をモチーフとしてイーハトーブと名付けたことで知られる。
彼の作品は生前ほとんど一般には知られていなかったが、没後、草野心平らの尽力により作品群が広く知られるようになる。
1915年(大正4年)盛岡高等農林学校に主席で入学、主任教授関豊太郎に師事
1917年(大正6年)同人誌「アザリア」を発刊
1921年(大正10年)無断上京、12月 郡立稗貫農学校教諭となる
1922年(大正11年)妹トシ24歳で病没
この頃、「精神歌」「飢餓陣営」「イギリス海岸」「牧歌」「山男の四月」「永訣の朝」を創作
1923年(大正12年)「やまなし」「氷河鼠の毛皮」「シグナルとシグナレス」等の作品を発表
1924年(大正13年)生徒と北海道修学旅行へ。生徒達による演劇が上演される
詩集「春と修羅」童話集「注文の多い料理店」発刊
1925年(大正14年)学校を辞めて百姓になること決意
1926年(大正15年/昭和元年)花巻農学校を退職。羅須地人協会設立
『農民芸術概論』『オツベルと象』『ざしき童子のはなし』『猫の事務所』等の作品を創作
1929(昭和4年)病臥。文語詩創作を始める
1931年(昭和6年)『北守将軍と三人兄弟の医者』発表、『雨ニモマケズ』を執筆
1932年(昭和7年)童話『グスコーブドリの伝記』他各種作品を発表
1933(昭和8年)9月21日永眠(享年37歳)
賢治が自らの作品を複雑に手直しする様子を「本文」と「異校」とにわけて、賢治のたどった変化を伝えている本全集は『校本宮澤賢治全集』の一新をはかるものであるといえます。最新の書館や原稿などの資料やノートの写真などを大幅につけくわえられたことで、さらに賢治の像を多様にしています。読みやすくもあり。また理解しやすい作りです。
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