上代支那正楽考、他新入荷本
状態のいい、きれいな古本が多数入荷しました。
その内の東洋文庫2冊をご紹介します。
『上代支那正楽考 孔子の音楽論 東洋文庫774』江文也/著 2008年 平凡社
北京にある孔子廟の音楽「大成楽」六章を聴いて、これらを近代のシンフォニー・オーケストラに
復興しなければと痛感したことがきっかけであった。
そのときにはじめて孔子の人間性を発見し、諸古典籍を通じてその音楽思想に触れて驚いたものである。
孔子の音楽面について、あるいは儒教の「楽」についての参考的必要のため、その著述を探してみたが
日本においても支那においても、それらしいものが見つからなかった。これらが自ら書物を書かなければならない動機となったのである。
『明治日本旅行案内 東京近郊編 東洋文庫776』アーネスト・サトウ編著 庄田元男訳 2008年 平凡社
江戸は1590年以前は若干の散村に囲まれた貧相な城塞地でしかなかった。1868年江戸は東京に改められ、この都市は大きな変貌を示しはじめる。明治初年の東京・横浜・鎌倉・日光がいきいきと甦る。
・古本の買い取りで東洋文庫が入っている事が多々あります。東洋文庫の買い取り金額は巻数によって様々ですが、大まかに言いますと、1~500巻よりも500巻以降の方が高く買い取りできる本が多いです。特に巻数が後ろになればなるほど、高価買取できる本が多いです。勿論、巻数に関係なく本の整理をお考えのお客様、お気軽にご相談下さい
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