買い取りさせて頂きました古本の中から小林秀雄全翻訳等のご紹介
買い取りさせて頂いた古本の中から『小林秀雄全翻訳』講談社昭和56年刊のご紹介。
本書は、小林秀雄が翻訳した作品の殆どすべてを集大成したものである。
ボードレール、ポオ、ランボオ、リヴィエール、ジイド、ヴァレリー、アラン、サント・ブウヴの文章である。
小林秀雄が、自己の青春を、苦悩を、懐疑を、文学を、これらのフランス象徴派詩人に問い、
試みたことはよく知られていることである。原著者と力いっぱいの烈しい格闘を続け、
その末に自らの血肉と化したものが、どのページを開いても見出されるであろう。
もう一冊買取させて頂きました古本の中から『半七捕物帳事典』 今内孜/編著 2010年 国書刊行会のご紹介
岡本綺堂の「半七捕物帳」の登場人物・事件・地名をすべて網羅し、
江戸時代後期~明治初期の粋な表現、江戸言葉、歌舞伎や落語の作品名などの風俗も収録されている。
見出し語がどのように使われているか原文をすべて例示してあり、著者の研究成果であるコラム、付録も充実している。
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