ハルキ・ムラカミと言葉の音楽、他新入荷本
お売り頂きました古本の中から状態のいい本2冊のご紹介
『福田恆存 思想の〈かたち〉 イロニー・演戯・言葉』浜崎洋介/著 2011年 新曜社
福田恆存は活動と影響の広さにおいて戦後特異な存在であった。
戦後直後に文芸批評家として登場して、小説家、脚本家シェイクスピア翻訳者として活躍しながら、
自ら財団法人現代演劇協会および付属劇団を立ち上げ、演劇活動に邁進していった。
一方で保守論壇人としても幾多の文学・政治論争を繰り広げており、様々に表情を変化させる。
『ハルキ・ムラカミと言葉の音楽』ジェイ・ルービン/著 畔柳和代/訳 2006年 新潮社
村上は音楽が大好きだ。ジャズ・クラシック・フォーク、あらゆるジャンル好み、
音楽は彼の人生と仕事の中心を占めている。村上の文章のなかで重要な要素は、おそらくリズムで、
文体のリズムとジャズのビートと類似性を感じ取っているのだ。
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