網野善彦著作集 全19冊揃が入荷いたしました!
2008年 岩波書店
網野善彦(1928-2004)は日本中世史研究で著名な歴史学者です。その史観は「網野史学」と呼ばれる独特なもので、『無縁・公界・楽』や『日本中世の非農業民と天皇』など天皇の支配力とその力の及ばないような場所へ目を向け、海民や職能民など貴族や武士そして農民といった中世史の固定観を一新させました。
また自身が「日本常民文化研究所」につとめていることからも柳田國男、折口信夫、宮本常一などといった民俗学からの影響を受け入れて民衆への視野を広げてゆきました。特に宮本の『忘れられた日本人』の思想を大切にしていたことはよく知られています。
戦後史学、思想界の軸といえる歴史家の著作集です。さらなる発見があること間違いなしです。
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