~中近世陶磁器の考古学を入荷いたしました~
平成27年 佐々木達夫 編 雄山閣
陶磁器の歴史は古く、その起源はいまだに明らかにされていませんが、新石器時代のころ、東方のいくつかの土地でその生産が始まったとされています。そののちにエジプト人やペルシア人などを中心に、西方ではギリシア人が、そしてもっとも重要な陶工として中国人が製造をになってゆきました。日本へは朝鮮半島を伝って伝来し、現在でも著名な伊万里焼や九谷焼など骨董や民藝、陶芸としてひろく親しまれています。
本書は内外の陶磁器研究の一人者である佐々木達夫を編集人におき、考古学研究が古代ばかりではなく中近世への詳細な検討が集積されているとして、最新の研究成果を所収しています。出土された陶磁器は「考古学陶磁器」と呼ばれ、生産や使用などのどこへ重点を置くのか、どのような種類の遺跡と出土品を扱うか、そしてどの地域へ焦点をあてるか、そうした研究の視点によって所収された論文は様々な色味をおびて魅了しています。
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