旅する巨人宮本常一、ほか綺麗な古本を買い取りさせて頂きました
買い取りさせて頂きました古本の中から『旅する巨人宮本常一 にっぽんの記憶』読売新聞西部本社/編 2006年 みずのわ出版のご紹介
生涯のうち4000日以上を民俗調査に充て、3000を超える地域を訪ねた。
子どもや汗を流す労働者、街角、橋、看板、洗濯物、あらゆるものにレンズを向け、戦後だけで約10万枚の写真を撮った。生誕の地、山口県周防大島町で2004年に開館した周防大島文化交流センターが保管している写真のうち77点から、九州・山口県の戦後をたどり、「いま」を取材する。
『宮本常一 逸脱の民俗学者』岩田重則/著 2013年 河出書房新社
宮本常一は若年期から何度か大病をしている。郵便局時代の脚気、小学校教員時代の肋膜炎・結核は当時死と隣り合わせの病気であった。壮年期以降も胃部のリンパ線化膿、結核の再発。タフなフィールドワークは不規則な生活と肉体の消耗をともなう。とおりいっぺんの民俗学者からも逸脱した、その生涯と軌跡を追う。
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