萩原朔太郎全集 補訂版の入荷情報です

2022年11月3日

昭和61年　筑摩書房

萩原朔太郎（1886～1942）。詩人。中学3年のことより短歌をはじめ校友会誌や『文庫』『明星』などへ投稿した。1913年、北原白秋主宰『朱欒』に詩が掲載されデビュー、これを機に室生犀星と親交を結ぶ。翌年、山村暮鳥を加え人魚詩社を創設、『卓上噴水』を出す。
1917年処女詩集『月に吠える』を出すと詩壇をゆるがし、思索の末、23年に『青猫』を刊行する。以降『氷島』まで家庭的な困難が続き、詩から離れアフォリズムや評論を書いて晩年を迎えた。

補訂版全集は現存する朔太郎の資料を渉猟して、生涯にわたる文学遺産をほぼ完璧に蒐集した決定版全集です。近代詩の土台を体感することまちがいありません。

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