「悪魔学大全」を入荷いたしました。
1997年 青土社
ロッセル・ホープ・ロビンズ(1912-1990)
1912年イングランド生まれ。英語教育と中世史の専門家としていくつもの大学で教鞭を執ったあと、ヨーロッパからアジアに及ぶ世界9か国で教育・研究活動にあたった。著書には「中世英語詩目録」「十四・十五世紀の世俗叙情詩」など多数あり、魔女術関連では本書のほか、コーネル大学図書館の魔女術コレクションの膨大なカタログの序文も執筆している。本書では、魔女と悪魔はもちろん、サバト、悪魔の契約、夢魔、淫魔、吸血鬼、狼男、悪魔祓い、ポルターガイスト、異端審問、火刑など、中世から近代にいたる悪魔学の主要な文献をくまなく渉猟し、西欧の恥部ともいわれる魔女裁判の全景を浮き彫りにして、質量ともに空前絶後といわれる、悪魔学の最も権威ある一冊となっています。まさしく悪魔学研究の基本文献にして決定版ともいえる大作です。