「ジャック・ラカン伝」ほか入荷しました
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さて、本日の新入荷本ですが…
こちら。
フランスの精神分析学者ジャック・ラカンの関連本です。
左・若森栄樹著
弘文堂発行
この本で私は最初の1行から最後の1行まで徹底的に理論的であろうとした。日本では”存在”が先取りされ、前提にされているような論理があまりに多く、真の問題提起が回避されているように思われるからである。そしてそのことが日本的共同体においてはたしている政治的等種々のイデオロギー的機能は決して小さなものではない――
と問題提起をしつつ本書は、「理論的」言説への序をなしていると述べている。
右・エリザベト・ルディネスコ著 藤野邦夫訳
河出書房新社発行
著者の野心はひとりの思想家の全体像を分解してみせることだけではなく、1000人をこえる関係者たちの詳細な記述と、交流関係の説明を一読すればわかるように、著作の意図はジャック・ラカンと精神分析を中心として、20世紀のフランス思想史を構成することにあったのはたしかであろう――
というラカン初の本格的伝記。
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