萩原朔太郎/みすず書房、新入荷いたしました
『萩原朔太郎』全2冊 飯島耕一/著 2004年 みすず書房
白秋からやってきた象徴詩を受けつぐべき者として朔太郎は決定的な位置に立っていた。蕪村や子規、漱石から日夏耿之介、辻潤へ、キュビスムやシュルレアリスムなど、文学空間を自在に往来し、かつ詩的言語の深部を探り、朔太郎という存在を歴史のなかに位置付ける。
『白秋と茂吉』飯島耕一/著 2003年 みすず書房
茂吉に比べて、白秋の存在は名のみ先行して余り読まれていないようであるが、白秋の詩のすばらしさは、萩原朔太郎が彼を師と仰いだ一事をもってしても推察されよう。本書は、白秋と茂吉の作品と生涯を対比しつつ、異なる特性を詳細に鑑賞・吟味している。
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