~石元泰博『桂離宮 空間と形』(岩波書店)を入荷いたしました~
昭和58年 石元泰博 写真 磯崎新・熊倉功夫・佐藤理 解説 岩波書店
桂離宮は桂川中流域にたてられている正親町天皇の嫡孫八条宮家の別荘、離宮です。1620(元和6)年頃創建されました。古書院、中書院、新書院と庭園で構成されています。桂川の水を引いた池を中心とした回遊式庭園には月波楼、松琴亭、笑意軒、園林堂などの茶亭が点在しており、地形の変化にともな景観の変化を楽しむことができるそうです。また気候や立地条件へ対応した高床式の書院など簡潔で機能的であり、建築としての細やかさも持ち合わせています。
ブルーノ・タウトをはじめ世界的にも絶賛された日本の名建築です。
本書は写真家の石元泰博(1921~2012)による桂離宮の写真集です。磯崎新・熊倉功夫・佐藤理らの解説も含め、桂離宮のみならず日本の文化を体感できるような1冊です。
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