『あの音を求めて モリコーネ、音楽・映画・人生を語る』(フィルムアート社)を入荷いたしました!!

あの音を求めて

2022年 エンニオ・モリコーネ/アレッサンドロ・デ・ローサ 石田聖子 ほか訳 フィルムアート社

モリコーネ(1928-2020)はイタリアの映画音楽作曲家、指揮者、編曲家、トランペット奏者です。サンタ・チェチーリア音楽院を卒業後、スタジオミュージシャンとして働きながら、ゴーストライターとして数多くのラジオや映画の音楽を編曲していました。そのなかでルイジ・ノーノやジョン・ケージなどの音楽性の影響を受けました。イタリアRCAレーベルのアジェンダ―となると500曲ものポップス・ソングの編曲や指揮を担当し高い評価を受けます。また映画音楽『ファシスト』を作曲し、セルジオ・レオーネと組み作った『荒野の用心棒』で一気に注目を浴びました。マカロニ・ウエスタン・ブームが巻き起こり、以降レオーネと『夕陽のガンマン』、『ウェスタン』、『夕陽のギャングたち』、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』など映画史に残る名作を生み出しました。
モリコーネの作曲や関わった映画は膨大でとても数え上げることはできませんが、NHKの大河ドラマ『武蔵MUSASHI』の音楽担当をしたことは驚きです。またイタリア・ポップスのメロディーや現代音楽、バロックから電子音楽に至る音楽史から生み出される作品は「モリコーネ節」とも言われ現在でも影響を与えています。
本書はモリコーネの人生や作品の生まれた経緯や過程など、彼が生きた社会や文化とかかわりながら語られています。作品の背景などが知らされるだけでなく、モリコーネの人間性までが詰まった書物です。マエストロの全貌をめくってゆきましょう。

書籍詳細・ご注文はこちら

音楽関係の書籍も多数取り扱っております。ぜひご来店くださいませ。


よろしければシェアお願いします

2025年3月に投稿した長島書店の記事一覧

この記事のトラックバックURL

長島書店 買取対応エリア

宅配買取は全国対応。関東地方を中心に出張買取も承っております。
詳しくは対応エリアをご確認ください。

PAGE TOP