フランシス・ベイコン、ほか新入荷いたしました
『フランシス・ベイコン』マイケル・ペピアット/著 夏目幸子/訳 2005年 新潮社
ベイコン(1909~1992)ピカソと並ぶ、20世紀美術界最大の巨匠の一人。欧米での熱狂的人気に比して、日本ではあまり知られていない。20世紀前半、抽象絵画が美術界を席巻する中、ベイコンは具象的で、独特のタッチでデビューし、以後、暴力・同性愛・法皇などのスキャンダラスなモチーフを描き続けた。
華麗にして破滅的、粗野にして高貴な画家ベイコンの決定版的評伝。
『カラヴァッジョ鑑』岡田温司編 2001年 人文書院
近年のとりわけ著しいカラヴァッジョへの「固着」という現象は、いったい何の「症候」なのだろう。四百年前の画家の絵がこれほど生々しい輝きをもって迫ってくる。ある意味でデレク・ジャーマンよりもロバート・メイプルソープよりも新しい。
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