柿本人麻呂(全)
『柿本人麻呂 全』橋本達雄/編 2000年 笠間書房
日本の和歌史は人麻呂に始まり、そして人麻呂に回帰するといってもよい。近年の研究では、一首一首の歌を丹念に読み直す傾向が強くなっている。あらためて全作品を一望し、その上に立って個別の問題を考えていくことも必要である。人麻呂の全貌、詠歌が集束した1冊。
『人麻呂の方法 時間・空間・「語り手」』身崎壽/著 2005年 北海道大学図書刊行会
本書は古代和歌がその始発期である万葉時代において、詩的=和歌的表現の可能性をどのようにしてきりひらいていったかを、万葉歌人柿本人麻呂の作品の分析を通じて究明する。
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