意味の意味、ことばの意味とは何か
『新版 意味の意味』C.オグデンほか/著 石橋幸太郎/訳 2001年 新泉社
本書は現代の思想・学問を成り立たせている抽象的言語、象徴の本質を明らかにし、解釈と言語伝達の理論を追究した、言語論の古典的名著である。解説の外山滋比古は、気に入ったところへ錨を下して、静かに発見の喜びを味わう、そんな読み方もすすめている。
『ことばの意味とは何か』フランソワ・レカナティ/著 今井邦彦/訳 2006年 新曜社
ことばの意味は文そのものに宿るのだろうか。または、文脈に抱かれた発話行為から生れるのか。
分析哲学界・言語哲学界を二分し、長らく繰り広げられてきた、この大きな問いをめぐる論争に終止符を打つ。ヨーロッパ分析哲学会の設立者の1人である、フランソワ・レカナティが、双方の主張をくまなく検討し、徹底的に吟味し尽くした、最先端をゆく注目作である。
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