セレクション
平凡社ライブラリーが入荷いたしました。
その中から2冊ご紹介します。
『ニーチェ・セレクション』渡邊二郎/編 2005年 平凡社ライブラリー551
神の死、超人、永却回帰、力への意志…過激に大して深遠なニーチェの思想は、なぜ今なお私たちの心をゆさぶるのだろうか?ニーチェの多義的な思想を挑発的なテクストを生かしながらその全体像を描き出す。画期的なニーチェ・アンソロジー。
『ヴァレリー・セレクション 上下巻』ポール・ヴァレリー/著 東宏治ほか/編訳 2005年 平凡社ライブラリー528・535
二十世紀を代表する知性といわれるポール・ヴァレリー。多様な領域にわたるその批評から二十二篇を精選し、すべて新訳でおくる。抜きん出た見通しをもった文明批評から『カイエ』のエッセンスといえるアフォリズムまで、発表年代順に編んだ。下巻は、「地中海のもたらすもの」「人と貝殻」「デカルト」「ヴォルテール」など、一九三〇年から四五年までの十二篇を収めている。
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