ロマ書の研究、ほか新入荷
『ロマ書の研究』 内村鑑三/著 2002年 教文館
ダニエル書、ヨブ記、ロマ書、共観福音書…最も深く興味を感じたものはロマ書であった。パウロにより、口授されたこの書はキリスト教の真髄を伝える書である。内村鑑三の最大の著述であり、生涯をかけた聖書研究。60回にわたって講演した内容をまとめた。近代日本人への信仰的メッセージ。「内村鑑三聖書注解全集 第16・17巻」(1961、62年刊)の再刊。
『キリシタンの世紀 ザビエル渡日から「鎖国」まで 岩波人文書セレクション』 高瀬弘一郎/著 2013年 岩波書店
カトリックの布教事業が全世界的な規模ですすめられた大航海時代。そのなか、特異な位置を占める日本キリシタン時代。戦国期にはじまるほぼ一世紀に及ぶこの時代を、厖大な原史料を駆使し、世界史的視野に立って通史的に叙述した。国内と海外の問題が切り離しがたく展開する布教が解き明かされる。
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