東洋医学・鍼灸治療の本を入荷しました
鍼灸の本といえどいろいろありますね。
さて、本日ご紹介するのは、先日買取りさせていただきました本から、こんなちょっとめずらしいタイトルの古本です。
東洋医学に焦点をしぼった場合、原典として『素問』、『霊枢』、『難経』が必ずといっていいほどあげられます。しかしここで問題になるのは、これらを読んでも東洋的な思想については学べないということです。東洋的な思想のことは他で学び、そのうえで原典を読むのが筋の通った方法というわけです。
そこで登場するのが、原典より古い時代に既に存在していた『易経』です。
『易経』は易を理解している人から直接話を聞かないと、自力で読みこなすことはできないといわれています。
著者自身が、鍼灸界にも『易経』をわかりやすく理解する文献が必要であると考えたとのことです。
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