切込焼、ほか新入荷
やきものの本が多数入荷中です。
本日は大判本の2冊をご紹介いたします。
『切込焼』古賀孝/著 昭和49年 雄山閣
李朝陶磁に通ずる野性的な美をもつ切込焼の、その変遷をたどる。伊万里や九谷をしのぐ切込焼の美しさを再発見する。
やきものの町佐賀に生まれ育った著者の20年にわたる研究により、鑑賞陶磁の世界に新しい一頁を加える。
『東北のやきもの』デヴィッド・ヘイル/著 西村忠彦/訳 昭和4年 雄山閣
もともと趣味から始まったものであるが、研究の中で最も困難であったのが言語の障害である。英語と日本語、東北方言、日本のやきものについての表現の独特さ、専門用語など、大切な日本語に極端な地域性に偏らないよう簡単な説明を付け加え、地方歴史研究者のさまざまな見解においても中間的な立場で書いた。東北大学に招聘された著者が世界的視野に立って完成させた東北諸窯の全貌。
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