和歌・中世歌謡についての本を新入荷
鎌倉中期から室町初期にかけての和歌流派の一つ京極派や室町小歌など中世歌謡についての研究書を入荷しました。
「京極派和歌の研究」
岩佐美代子著 昭和62年 笠間書院発行
京極為兼を中心に京極派和歌の生成発展の様相をみつめた本書では、為兼の新風創造の根本精神に思想的裏付け、為兼全歌歴の詳細な検証を行い、完成期の歌風を論じる。附編として京極為兼全歌集を併録。
「中世歌謡の史的研究 室町小歌の時代」
井出幸男著 平成3年 三弥井書店発行
閑吟集・宗安小歌集・隆達節歌謡と、 相次いで集成化がはかられ、 一方、 尺八という楽器と手を携え、 一時代を築いた中世歌謡。 その勢いは風流の踊り歌・狂言までに及び、 更にはかぶき踊り歌・三味線組歌などを通じて近世へと拡散。 いくつかの新資料・文献資料を駆使し、 室町小歌の史的諸相について、 その実態を究明した。
函やカバーのない裸本の商品ですので、その分格安で販売しております。お買い求めはお早めにどうぞ!
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