仏教医学の道を探る、ほか新入荷いたしました
『仏教医学の道を探る』難波恒雄・小松かつ子/編著 2000年 東方出版
釈迦は、長年の苦行の末に、身体を苦しめても精神は豊かになるとは限らないことを悟った。健康的な生活のために、当時のインドの医学であるアーユルヴェーダの知識を身につけ、またジーヴァカ(耆婆)のようなアーユルヴェーダの名医を身近に置いていた。釈迦の教えを説いた多くの仏典の中には、医療、衛生、食養に関する記事が多い。本書では、こうした仏教医学の文献的な紹介と、過去三年間に亙って行ってきた中国における仏教医学の現地調査結果を紹介した。
『江戸の阿蘭陀流医師』杉本つとむ/著 2002年 早稲田大学出版部
蘭学は長崎に発して江戸で確立したのち、京都で成熟した。日本における解剖の発信地は京都であった。江戸の大槻玄沢、宇田川玄真・榕庵、京都の小石有素、海上随鴎、河口信任たちの活躍を描き、蘭学の真の姿を提示する。
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