『柳田国男論』ほか入荷しました
『柳田国男論』柄谷行人/著 2013年 インスクリプト
長らく封印されてきた著者32歳時の「柳田国男試論」に書下しの序文を付しての初の単行本化。柳田国男の〈方法〉に焦点をあて、柳田論に新たな視点を提示する。『マルクスその可能性の中心』と並行して執筆され、『日本近代文学の起源』を先取りした論考「柳田国男試論」、序文の他に「柳田国男の神」、「柳田国男論」を収録した柳田論集成。
『遠野物語の周辺』水野葉舟/著 横山茂雄/編 2001年 国書刊行会
近代日本の「怪談」の先駆者としても再評価の声があがる水野葉舟は、柳田国男に佐々木喜善を引き合わせた人物であり、また『遠野物語』以前に、佐々木喜善から聞き取っていた物語を雑誌等に発表していた。本書は水野の遺した「第二の遠野物語」ともいえる怪談と、遠野に関連する小説・随筆等31編を集大成した。
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