相対論の形成、ほか入荷しました
『相対論の形成 広重徹科学史論文集1』西尾成子/編 1980年 みすず書房
著者広重徹氏の日本における科学の社会史と現代物理学の学説史という科学史上における大きな二つの仕事のうち、本書は著者の本領とも云うべき物理学史研究の仕事をまとめた。特殊相対論に至る電磁気理論の歴史的研究で、19世紀末の場の理論に新しい光を当てつつ、相対論がどのようにして生まれていったのかを追求する論文18篇を収める。
『無の本 ゼロ、真空、宇宙の起源』ジョン・D・バロウ/著 小野木明恵訳 2013年 青土社
哲学的な非存在としての概念から、数学的な概念であるゼロ、物理学の真空、神話における世界起源、シェイクスピアの無についての言葉遊びなど、さまざまな角度から「無」を論じる。その探求の歴史をはじめ、音楽や文学において表された「無」も紹介し、「無」を語り尽くす。
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