怪異・きつね百物語、ほか入荷しました
『怪異・きつね百物語』笹間良彦/著 平成10年 雄山閣出版
狐と人との関係の古来からの伝承において、狐は人の姿にに化け接触し、ときに悪辣な手段でもって騙し、物の怪の憑きものとして人を翻弄し、また稲荷神と結びつくことによって神格化されてもきた。本書は狐と人々がいかに密接な関係を持っていたのかを残された古書を通して描き出す。
『しぐさの民俗学 呪術的世界と心性』常光徹/著 2006年 ミネルヴァ書房
本書は全体を二つに分け、第一部では「しぐさの呪術的世界と論理」として、呪術的な意味を含んだしぐさについて、その多様な伝承の実態を提示しつつ、しぐさの民俗的な意味について論じる。第二部では「身体・行為をめぐる感覚と心性」として、生理現象であるクシャミ、発話や動作の同時現象についての民俗を取り上げ、伝承の諸相を提示しつつ、そこに表れる感覚や心性について考察する。
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