談志絶唱、ほか入荷
『談志絶唱 昭和の歌謡曲』立川談志/著 2006年 大和書房
談志が書かなきゃ誰が書く!思いつくままに書き散らしているようにみえて、その視点は一貫していた。その歌手が芸人として、歌唱が芸として優れているかどうか、という点だ。歌謡曲は青春であると談志は言う。青春が終われば、怨歌、艶歌=演歌となる。日本という国の青春時代の終焉、歌謡曲の滅びる道と自分の老いとを重ねて語る、談志ならではの芸論。
『アントニオ・カルロス・ジョビン ボサノヴァを創った男』エレーナ・ジョビン/著 国安真奈/訳 1998年 青土社
アントニオ・カルロス・ジョビン、ボサノヴァの創始者にして最高のミュージシャンである。音楽との出会いから、「イパネマの娘」「想いあふれて」などの成功、芸術家としての苦悩。繊細かつダイナミックなその世界観を実妹が語る。秘蔵写真を多く掲載、ディスコグラフィー付。
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