芸術の存在論、ほか入荷しました
『芸術の存在論 世界述語としての芸術存在』藤田一美/著 1995年 多賀出版
本書は哲学としての美学の可能性を存在論的エートス論と世界述語論を構造契機とする存在論のとして試みたものであり、この歴史世界において存在論の枠組みにおける芸術的なるものの在り方とその意味を存在論的体系において考察し、「存在と意味」という問題意識のなかでの芸術の存在論的意義をまとめたものである。
『美と政治 ロマン主義からポストモダニズムへ』小野紀明/著 1999年 岩波書店
本質的な断絶のあるロマン主義とポストモダニズムとの間にはいかなる関連性が見いだせるのか。ロマン主義における美と政治の関係と、20世紀の政治思想における変容の解明を軸として、存在の意味と根拠をめぐる無限の往復運動の中にいる我々にとっての、新たな政治的可能性を探る。
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