写真と文学、ほか入荷しました
『写真と文学 何がイメージの価値を決めるのか』塚本昌則/編 2013年 平凡社
写真は19世紀においてはそれを軽視する言説が流布され、そのステイタスはあやふやなものとしてとどまっていたが、今日においては小説、エッセー、自伝、戦争をめぐる証言や創作の中において、独特の力を持つようになってきた。この変化を、歴史的な変動の記述と、言葉と写真のあいだで動くダイナミズムの再検討を通して捉える。
『〈パリ写真〉の世紀』今橋映子/著 2003年 白水社
二十世紀を代表する写真家が、同時代の作家や詩人たちとどのように共同し、パリという都市を表現したのか。アジェ、クルル、ケルテス、ブラッサイ、ドアノー、イジス、エルスケン、カルティエ=ブレッソンらの膨大な資料を駆使し、当時の文化史的な文脈の観点から〈パリ写真〉を捉え直す。
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