人麻呂の方法、ほか入荷しました
『人麻呂の方法 時間・空間・「語り手」 北海道大学大学院文学研究科研究叢書7』身崎壽/著 2005年 北海道大学図書刊行会
本書は、古代和歌がその黎明期=万葉時代において、詩的=和歌的表現の可能性をいかにして切り開いていったのかを、万葉歌人である柿本人麻呂の作品の考察を通して究明する。全体を二つに分け、第一部では挽歌作品、第二部では雑歌・相聞歌の分析を通じその表現方法の真髄にせまる。
『柿本人麻呂 全』橋本達雄/編 2000年 笠間書院
日本の和歌文学の歴史のなかで、歌人としてのあり方や個々の作品に対する理解が深められてきた「歌聖」柿本人麻呂。本書では、あらためて全作品を一望することによってその全貌を捉え直し、その上で人麻呂と王権、性、中国文学等の個別の問題を考察する。
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