大正の東京、ほか新入荷
『史料が語る 大正の東京100話』日本風俗史学会/編 2002年 つくばね舎
第一次世界大戦後、再び大東京へ向かって人口が増大していく。戦後の好況で東京の街は変貌をとげ、西南漸運動を開始した。そして、関東大震災の天災もあって、明治東京は消え失せた。
大正の時期、東京の人々は育てたものもたくさんあったが、何を育てられずに、何を失ったのか。今日の人々につながるものとは。街、恋愛、服飾、大衆娯楽、医療などの生活の歴史の中から、大正期の変容を捉える。
『実録事件史年表 江戸10万日全記録』明田鉄男/編著 2003年 雄山閣
従来の歴史教科書には載ってない、江戸時代の庶民の生活に関わる事件・出来事をピックアップした。人々の暮らしぶりが反映される社会面にスポットを当て、10万日余りにおよぶ江戸時代の風俗・文化、社会制度上の出来事をまとめた。犯罪、事故、天災をはじめ、心中、仇討ち、営中刃傷沙汰、極刑鋸引き、駆け落ちなど。後世に歌舞伎や浄瑠璃の題材となった事件も収載した。