醜の美学、ほか新入荷
『醜の美学』カール・ローゼンクランツ/著 鈴木芳子/訳・解説 2007年 未知谷
あらゆる芸術ジャンルを厖大な資料を読み解き古今にわたって検討し、美学のなかの「醜」という新たな問題設定を示す。1853年、美学の革新的テーマとして「醜」を取りあげ、後世に多大な影響をあたえた。現代を生きる我々がいかなる方法によって美を見出すことができるのかを問う美学の古典的名著、待望の翻訳。
『非対称の倫理』久重忠夫/著 2002年 専修大学出版局
罪悪感という人間の最も暗い部分に属する領域の記述からはじまり、その罪悪感の現象学的記述は「非対称の倫理」あるいは「受苦の倫理学」の発見という一般的な倫理の可能性にまで展開し、その問題について探究する。88年刊の『罪悪感の現象学』をもとに大幅に書き直し、新たに構成した一冊。
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