江戸座画賛の迷宮へいざなう1冊
かつて、“江戸座”という俳諧の一派がありました。松尾芭蕉の死後に江戸で都会趣味的な洒落と機知とを主とする句を作ったといいます。芭蕉の門人・宝井其角(きかく)に始まり、江戸都市文化開花の下地を養ったともいわれています。
こちらは、先日入荷しました、画賛句集『俳諧絵文匣』についての書籍です。
本書は、古今東西、実在・架空の著名人物を題材とした画賛句集『俳諧絵文匣』の注解書です。「『絵文匣』というテキストは、何度も読んでいるうちに謎の解けてくる不思議な画賛集である」と語る編著者が、古辞書・俳文集・絵手本などの文献を博捜。江戸座俳句を読み解いています。
店頭にて販売中です。
その他、古典文学・中世文学・近世文学の各種研究書も入荷しています。ぜひお立ち寄りください。
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